ホーム » 京都案内 » 市川屋珈琲

市川屋珈琲

カフェ

京都清水と三十三間堂のちょうどあいだ、観光地から少し離れた場所にあるにも関わらず、週末には行列ができる人気店。

それなのに、忙しさを感じないのは、店主市川さんの人柄によるところ。「ゆっくりしていって」とほほ笑む店主市川さんの穏やかな雰囲気に、ついつい長居してしまう。

町家を改装した店舗は店主のお祖父様が陶芸工房としていた築200年の建物。町家専門の宮大工さんにお願いし、その作業風景を見るのが楽しかったと言う。

三代に渡り京焼を営み、現在は山科に窯を構えている市川家。コーヒーの種類に合わせた3種類のカップ&ソーサーは三代目市川博一氏の作品で、お店の名前を冠した「市川屋ブレンド」は洗練された青白磁。

一緒に注文した季節のフルーツサンドは、柔らかな色合いの陶器のお皿にのっていて、洗練された磁器と柔らかな陶器のバランスがいい塩梅だ。季節ごとにフルーツが変わるサンドイッチは、贅沢なぐらいたっぷりのフルーツが軽やかな生クリームに包まれていて、こちらを目当てに季節ごとに通う常連さんが多いのも納得。

やさしい気分になれる喫茶店は、帰るときからまた来たいと思わせてくれるのだ。

〒605-0875 京都府京都市東山区 渋谷通東大路西入鐘鋳町396-2

075-748-1354

@Facebook & @Instagram

営業時間:11時~17時(平日)、9時~17時(土日)
定休日:火曜